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初くんの投資相談室

 
投資相談室へようこそ!ここでは投資の初心者の方を主な対象として安田博士とビーナスが質問にお答えするよ。投資のことや「初くん」に関すること、わからないことがあったら何でも質問してね。
 

Q1.日本の株式市場には一体全部で何銘柄あるの?
A1. 日本の株式市場には東京証券取引所のほか大阪や名古屋などの地方市場や店頭市場などがあり、これらの市場に上場・登録されている銘柄は全部で現在約3,500銘柄にもなります。このような膨大な数の銘柄の中から、ファンドマネジャーは業績や株価の動向を考慮して組入れ銘柄を厳選しています。さて、東京証券取引所には一部、二部とあり、一部には現在約1,400銘柄が上場されています。この東京一部上場銘柄で構成された株価指数をトピックス(TOPIX)といいます。ファンドマネジャーはこのTOPIXよりも良い成績を上げることを目指しているので、銘柄を選ぶにあたっては企業に直接訪問して経営の状況を確認しながら銘柄を絞っています。

Q2.投資信託の名前にグロースとかバリューという言葉が入っていることがありますが、これは何を意味するのでしょう?
A2. 投資銘柄を選定する着眼点は将来株価の値上がりが期待できるかどうかという点です。将来値上がりをするために必要なのは、その企業が現在一般の人が思うよりも大きな成長をするか(収益が伸びるか)、あるいは一般に思われているよりも業績が良くて今の株価が実態に比べて安すぎることでしょう。グロースファンドというのは中でも売上や利益などの成長性に着目した運用を行うファンドで、バリューファンドというのは割安であるか否かがポイントになる運用を行うファンドです。株価収益率(PER)や株価純資産倍率(PBR)などが投資判断の基準になります。みなさんに投資いただいている「初くん」はグロースファンドに位置づけられています。

Q3.ファンドが値上がりした場合は、いったん売った方が得なの?
A3. 投資信託が値上がりした場合、売却することにより利益を確保することが可能です。ところが、売買を繰り返すと、販売手数料などの費用が積み重なり、決して効率的な投資方法とはいえない面があります。投資信託の運用担当者は、個々の企業を多角的に分析することで、あらかじめ目標とする値段や許容できる下落幅を設定し、それに到達した時点で売買を行うことがあります。運用担当者が狙う成果にはある程度の期間が必要です。したがって投資信託を購入する場合は、短期で売買を繰り返すよりも、なるべく長期保有することをお勧めします。

Q4.信託財産の保管・管理を行う受託銀行がもし破綻してしまったら?
A4. 受託銀行は投資家の皆様からお預りした資金を管理する業務を行っています。また、受託銀行は投信会社である安田投信投資顧問が売買を行った株式等の受け渡し、および保管業務を行っています。また、もう一つの役割はファンドに含まれる資産の時価を毎日計算し、運用会社を通じて投資家の皆様に公表することです。さて、受託銀行が仮に破綻した場合ですが、投資信託に含まれる資産は信託法の16条に則り、銀行本体の資産とは別々に保管・管理されています。したがって、万が一受託銀行が破綻しても、信託されている資産が差し押さえられたりすることはありませんので投資家の皆様の資産に影響はありません。ただし、資産はすべて時価で保全されますので保有する資産に応じて基準価額は変動することになります。

Q5.投資信託が保有する株式の優待券はどうなるの?
A5. 投資信託が保有する株式の優待券の処分は、委託会社の指示により受託銀行が行います。投信協会の規則では、
「信託財産くみいれ株式より派生する株主優待物について、次の要件を満たす場合は換金指図の上、信託財産に組入れるものとする。
A.換金市場が存在する等容易に換金できるもの。
B.基準価額に影響する等受益者の利益のため必要と判断されるもの。」
とありますので、このルールに従い運営されています。